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星を継ぐもの [読書:SF]

星を継ぐもの.jpg星を継ぐもの:ジェイムズ・P・ホーガン、 創元SF文庫、¥660
月面で発見された死体は、5万年前のものだった!? 最高のつかみから始まる壮大なSFにして伏線がきれいに回収される本格ミステリー。実は読んだの3回目。小さな疑問を次々解く形で物語がぐいぐい進む模範的なストーリー展開で1度読むと必ずまた頭から読み返したくなる。巷では人物造型が弱いとか言われているけど、読み終えたあとのせつなさもなんともいえないです。傑作!!☆☆☆☆☆
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検討案 [architecture]

家を建てるにあたり、2~3年ウジウジ考えていましたが、そろそろ本気で考え始めた頃のスタディ。
背景が生活感あふれているのはご容赦ください。
狭小敷地で建蔽率40%、容積80%なので共通条件として容積に算入されないよう半地下を1フロア、地上2フロアの3層構成が標準です。コストスタディまでしていなかったので、まずは鉄筋コンクリート造でつくるつもりでした。


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最初に考えたA案。最大効率を考えて階段室を外に出した案。地下1階が子供室、1Fが主寝室+水廻り、2Fがリビング/ダイニング。B1~1Fは高さを抑えて、2Fは斜線ぎりぎりまで立ち上げて天井高さ4mに。



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スキップフロアのB案。2Fにリビングを上げると、グラウンドレベルの庭との連続性が無くなるのがもったいなく、1Fをリビングにした案。これが意見を聞いた人たちの中では一番受けがよかったけど、奥さん曰く「キッチンとリビングが半階ずれてるなんてヤダ!」とのことであえなく却下。



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とはいえA案はやはりいまいちつまらないので、階構成はA案のままで階段を鉄砲階段にして吹き抜け状にすることで非住宅スケールを導入できないか考えたC案。リビングで「お~いご飯!」と叫べば、地下の子供部屋に届く感じ。
基本この路線で行くことに。
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僕の小規模な生活 [読書:マンガ]

僕の小規模な生活.jpg僕の小規模な生活(1~2巻):福満しげゆき、講談社モーニングKC、¥743
このマンガも小石川のあゆみブックスのPOPで知りました。マンガ家が「マンガを描く自分」を描く自分、という多重構造を自分で自覚してる、という自分をあとがきでまた描く、というよく考えるとなかなかややこしいエッセイまんが。このマンガにでている著者の奥さんの描かれようはものすごいな、と思っていたら最後にフォロー編を描く、と言ってなかなか描かない自分を描いた話もでてきた。エッセイマンガに出てくる作者の廻りの人々はマンガに描かれることを想定して作者と会話しているわけで、「本当のところどうなんですか、この話はマンガに描きませんから…」という会話も結果欲描いてしまう。。。これをリアルと見るかやらせと見るか。ちなみに、このまんがに出てくる駅前の風景や、団地への帰り道の描写から、作者の住んでいる団地が我が家から200mのところにある某市営団地だということがわかりました。☆☆☆☆













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掘削工事 [architecture]

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工事の様子を少し詳しく。解体後の空き地状態から掘削完了までわずか1週間。意外と早いです。
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磯崎新の「都庁」 [読書:建築]

磯崎新の「都庁」.jpg磯崎新の「都庁」:磯崎新、文藝春秋、¥2190
東京都庁コンペの舞台裏を明らかにしたノンフィクション。とは言え、もう23年前の出来事である。磯崎や丹下の学生時代のエピソードにいたっては50~60年前の話もある。それが関係者への綿密な取材と作者の想像力で、つい先日のことのような臨場感。スタッフとして登場する当時の登場人物たちも、現在の建築界を代表する錚々たるメンバーで、彼らの若き日々の苦労譚としても楽しめる。都庁のファサードのモチーフは丹下が言っていた「コンピュータのICチップ」ではなく、スタッフが見つけた江戸時代の住宅の格子天井のパターンだった、というのは初耳でした。☆☆☆☆
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神は沈黙せず [読書:SF]

神は沈黙せず.jpg神は沈黙せず:山本 弘、角川書店、¥1900
と学会モノも好きでよく読んでたけど、その会長山本弘のSFモノ。、「神」モノが好きな私は即タイトル買い。このジャンルは、その存在がどう証明されるか、創造主としてのあり方に独創性があるか、が見せ場。この本では存在証明方法までは 鈴木 光司の「ループ」っぽいが、神の存在が証明されている世界での人々の振舞いから最後に明かされる創造主の存在理由はかなり独創的。薀蓄披露がウザイ、と言う方も多いが私は☆☆☆☆★
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この度は御愁傷様です [読書:マンガ]

この度はご愁傷様です.jpgこの度は御愁傷様です: 宮本 福助、モーニングKC、¥648
小石川のあゆみブックス(ここの美術/デザイン書とマンガの品揃えは本当にしぶい)のPOPで惹かれた。個人的に背景の白いマンガは読む気になれないが、これは抜群の背景描写に支えられた群像劇。☆☆☆☆
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宇宙消失 [読書:SF]

宇宙消失.jpg宇宙消失: グレッグ イーガン、(創元SF文庫) グレッグ イーガン、¥700
量子力学の不確定性原理を使ったSF。舞台が「新香港」だったり、脳内にいろんなプログラムをダウンロードしたり、ニューロマンサーチックな設定多し。主人公である探偵が行方不明の女性をあらゆるテクニックを使って探し出す導入部からは予想も付かない中盤の量子力とのからみから、最後は全宇宙を巻き込むラストの展開まで、大風呂敷をうまくたたんだ1冊。☆☆☆☆






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そうだ!建築をやろう [読書:建築]

そうだ!建築をやろう.jpgそうだ!建築をやろう:竹山実、彰国社、¥1850
ポストモダン全盛の頃は一世を風靡するかと思われた建築家竹山実の若き日々を書いた自叙伝。早稲田からフルブライトでハーバードに行き、そのまま留学が終了しても帰国せずに北欧でヨン・ウッツォン(シドニーオペラハウスの設計者)やヤコブセンの事務所で働いたエピソードが綴られる。驚くのは、本人はもう70を超えているはずだが、そこここに描かれるおそよ40~50年前の臨場感のある会話。本書でも書かれているが、文学と建築どちらを取るか悩んだ、、、とあるので都合のいいフィクションが混じっている可能性は大(ニューヨークでイサムノグチと女優のローレン・バコールの家の裏庭を造っていたら、履いていたズボンを著者がペンキで汚してしまい、バコールの亡夫(ハンフリー・ボガード!!)のジーンズをもらった、とか)。タイトルはもう少し考えましょう。☆☆☆
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立花隆秘書日記 [読書:ノンフィクション]

立花隆秘書日記.jpg立花隆秘書日記:佐々木 千賀子、ポプラ社、¥1500
ネコビルの前を仕事で2年ばかり通っていたので立花隆を見かけるかも、という淡い期待があったけれど、実際みかけたのはつい先日。それはさておき、立花事務所の舞台裏の克明な記録。スクラップブックの作り方なんていうディテールもあり。こういう一流の仕事をやっている人たちの紹介ルポはお手軽に人となりがわかった気になって面白い。最終章は帯にも書かれているけどちょっと立花隆に対して「無礼」だと思うけど、そこまでは著者の知的興奮がビシビシ伝わってきます。☆☆☆☆
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