そうだ!建築をやろう [読書:建築]
そうだ!建築をやろう:竹山実、彰国社、¥1850
ポストモダン全盛の頃は一世を風靡するかと思われた建築家竹山実の若き日々を書いた自叙伝。早稲田からフルブライトでハーバードに行き、そのまま留学が終了しても帰国せずに北欧でヨン・ウッツォン(シドニーオペラハウスの設計者)やヤコブセンの事務所で働いたエピソードが綴られる。驚くのは、本人はもう70を超えているはずだが、そこここに描かれるおそよ40~50年前の臨場感のある会話。本書でも書かれているが、文学と建築どちらを取るか悩んだ、、、とあるので都合のいいフィクションが混じっている可能性は大(ニューヨークでイサムノグチと女優のローレン・バコールの家の裏庭を造っていたら、履いていたズボンを著者がペンキで汚してしまい、バコールの亡夫(ハンフリー・ボガード!!)のジーンズをもらった、とか)。タイトルはもう少し考えましょう。☆☆☆
ポストモダン全盛の頃は一世を風靡するかと思われた建築家竹山実の若き日々を書いた自叙伝。早稲田からフルブライトでハーバードに行き、そのまま留学が終了しても帰国せずに北欧でヨン・ウッツォン(シドニーオペラハウスの設計者)やヤコブセンの事務所で働いたエピソードが綴られる。驚くのは、本人はもう70を超えているはずだが、そこここに描かれるおそよ40~50年前の臨場感のある会話。本書でも書かれているが、文学と建築どちらを取るか悩んだ、、、とあるので都合のいいフィクションが混じっている可能性は大(ニューヨークでイサムノグチと女優のローレン・バコールの家の裏庭を造っていたら、履いていたズボンを著者がペンキで汚してしまい、バコールの亡夫(ハンフリー・ボガード!!)のジーンズをもらった、とか)。タイトルはもう少し考えましょう。☆☆☆
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